【 競輪 keirin 】

武田豊樹が圧巻の逃げ切りV 
後半戦に向け、関東が反撃の狼煙

〜 富山G3開設56周年記念〜

 小嶋敬をねじ伏せ、武田豊樹(福島・88期・33歳)が逃げ切りX! 富山県・富山競輪場のGV開設56周年記念競輪「瑞峰立山賞争奪戦」決勝は、6月13日の第11Rで争われた。赤板で前受け小嶋敬二を新田康仁が抑えるも、合わせて上昇した石丸寛之が先頭に。しかし武田はその上を叩き、幸田光博―諸橋愛と続き関東連係が打鐘先行。隊列は一本棒状のままホーム通過し、グングン加速する武田に小嶋はバック8番手から捲り逆転狙うも不発、そのまま堂々逃げ切った武田が3月熊本に続く今年2度目の記念優勝を飾った。
 「決勝は先行一本で行こうと決めていた」と小嶋を完封してのVに納得の武田。

(2007年7月20日号)

優勝インタビューに応える
武田豊樹選手 


【 競輪 keirin 】

手島慶介が今年3度目の記念V 

〜 高松G3 開設57周年記念 〜

 伏見俊昭との同期連係で、手島慶介(群馬・75期・32歳)が今年3度目の記念V! 香川県・高松競輪場のGV開設57周年記念競輪「玉藻走覇戦」決勝は、6月19日第11Rで争われた。赤板で田中誠―荒井祟博―金田健一郎に合わせ、伏見俊昭―手島―広川貞治も上昇し、伏見がイン粘りから番手を強奪。前団のもつれを突きホーム7番手から渡部哲男が一気にカマすが、伏見は1センター捲りを放ち3角で渡部は失速すると、ゴール前で伏見を手島が差しきって快勝! 1月大宮、4月西武園に続く今年3度目の記念優勝を果たした。手島は「同期のエリート・伏見君のおかげです」とひたすら謙遜。  

(2007年7月20日号)

優勝し、ファンの声援に応える
手島慶介選手