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 約10年間、我が家の門松を手作りしていましたが、雑用と悪天候で今年は作れずに市販の締め飾りにしました。やはり玄関周りがちょっと寂し いですね。正月というものは福を運んで歳神様が山やその年の縁起のいい方角、恵方から訪ねて来ると言われ、歳神様は先祖とも言われています。その神様は各家庭などにある飾りやお供え物の尖ったものに好んで降り立って来られると聞いています。我が家では門松の竹を尖らせて作っていたので、 そこに止まり木のように屈んでおられたのでしょうか?

 若松の葉はチクチクが沢山あるのでひしめき合っておられるのだろうか? ただ今年は締め飾りだったのでちょっと少ない歳神様の訪問だったのだかもしれません。いずれにし ても1 回歳神様を見たという人の話を聞いてみたいものです。

 其々の公営ギャンプルの大一番も終わり、ファンの方は一喜一憂したことでしょう。今年も始まり皆さん慌ただしく動きだしたのではないでしょうか。 K E I R I Nグランプリ2012は深谷―浅井の追走3 番手から神仏が降臨したかのような魂の捲りで村上義弘が優勝。

 直前の練習での落車で肋骨を骨折する最悪のコンディションで、前検日入りした村上には不安を感じていました。日頃から最終バックが良 い位置であっても必ず自分の走りである自力を出していました。身体に染みついた慣れや反応の良さが最大の注目レースで実を結びました。

 年明けは開設36周年記念( 和歌山グランプリ1 月12日から15日)に出走しました。 グランプリ出場組では武田豊樹、岡田征陽も参加でした。ただ岡田は初めてのグランプリ出場後のレースだったのでメロメロでした。 決勝戦は残り2 周の赤板から京都の後輩の藤木が目イチの先行でした。そこを武田が4 番手から捲り上げ、村上も番手捲りを打ち力比べになりました。態勢的には村上有利でしたが、武田が力でねじ伏せました。グランプリの雄姿を和歌山のファンに見せ付けた一戦でした。

 私も現地におじゃまして場内のファンの方と交流を持ち、楽しい開催を過ごしました。 ただ今回も2 回のうっかり落車がありまし た。技術面の徹底指導と厳しい制裁が必要と感じました。

(2月5日号)


  


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